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黒毛和牛のカルニチン


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赤身

黒毛和牛に含まれている栄養素で代表的なものの1つがカルニチンです。カルニチンは現在多くのアミノ酸系サプリメントにも含まれており、健康に良いと話題の栄養素であります。

一般的にサプリメントに含まれているカルニチンは人工的に生成したものでありますが、黒毛和牛から摂取できるものは、天然のカルニチンですからサプリメントのものとは少し違っており、アセチルLカルニチンという種類の栄養素であります。

黒毛和牛でダイエットと認知症予防

このカルニチンが身体の中に取り入れられると、主に脂肪代謝の働きを担うことで知られています。アミノ酸系サプリメントに多く取り入れられている理由としても、この脂肪燃焼を目的としたものです。

また、黒毛和牛などの動物の中に含まれているアセチルLカルニチンは、脳内におけるアセチルコリンの働きを正常化させる働きも持っていますので、認知症の予防にも役立つと位置づけられています。

このカルニチンは、体の中で使用される際に生合成という過程を経て変性する栄養素なのですが、その生合成においてはビタミンB6やナイアシン、ビタミンCが必要であるとされています。その点において、黒毛和牛の肉、特にホルモン部分にはこれらカルニチンを生合成するのに必要なだけの栄養素が揃っているという特性があります。

それゆえに、黒毛和牛の肉はカルニチンを効率良く摂取できることについて、優れた食材であり、ダイエット効果が少なからずあるとともに高齢者においての健康維持などにも資する食材であると理解できます。

黒毛和牛のカルニチンは最大で2倍

黒毛和牛において、このカルニチンは赤身部分に多く含まれていることが知られており、それゆえにフィレ肉の部分やモモ肉などそれほど脂肪含有率が多くない部位に多く存在していると考えられます。

一般的に和牛に含まれているカルニチンの量は、1Kgあたり約1200mgだとされています。これは豚肉の1kgあたり約270mgという数値の約4倍に当たりますから、和牛にカルニチンがかなり多く含まれていることが理解できます。

また、同じ黒毛和牛であってもカルニチンの含有量には差があり、特にこれが多く含まれている黒毛和牛のタイプとしては経産牛、つまり出産を経験した牛であるとともに基本的に草を食べて育ったものに多いとされています。黒毛和牛種でなおかつ経産牛という条件を満たしている和牛であれば、カルニチンの含有量は一般的な牛肉の2倍とまで言われているほどです。

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