ワンランク上の焼き肉のコツをご紹介
焼き肉は日本人の好きな食べ物の中で上位にランクされるものではないでしょうか。カルビ、ロース、タン、ホルモン系と、各々の部位によって様々な美味しさを堪能できる点が焼き肉の醍醐味、焼き肉ならではの美味しさと言ってよいでしょう。
でも、いくら値段の高いカルビやロース、タンであっても焼き方ひとつでまったく美味しさが異なってしまうことをご存知でしょうか?焼き肉だからと言って、ただ漫然と焼いていては本当の焼き肉の美味しさは堪能できないのです。そして、多くの方が美味しい焼き方を知らずに本当の焼き肉の美味しさを知らずに焼き肉を食しているのではないでしょうか。ここではそんな焼き肉の焼き方をレクチャーしてみたいと思います。
カルビの焼き方はは引きずるように
まずはカルビです。カルビは、焼き肉の中で一番ポピュラーで人気のある部位ではないでしょうか。
まず片面を焼いてレア状態でも火が入ってきて外側が少し反り上がってきたら手早くひっくり返します。カルビの焼き方はこれでよいのです。ただし、ひっくり返す際に、しゃぶしゃぶをするような手つきで焼き網の上を“引きずる”ようにしてひっくり返すのがコツです。
そして、「カルビの場合は表面をカリッと焼く」のが上手い焼き方を思われているようですが、その事にこだわって焼き過ぎることはカルビでは厳禁です。
ロースはレアの焼き加減で
次にロースです。ロースは、カルビに比べて脂身が少なく子供からお年寄りまで食べやすい部位と言えましょう。
ロースの美味しい焼き方のコツを一言で言えば、“できるだけレアに”ということです。焼き網の上で片面をのせ、肉の表面の周りに肉汁が少し出てきたところでひっくり返します。そして、返した面に焼き色がつくかどうかのところで、再度ひっくり返し焼き色がついたかなと感じたところで焼き上がりです。つまり、ロースの場合も焼き過ぎは禁物ということなのです。
タンの焼き方はカルビと同じ
さて、タンですが、タンの焼き方は先のカルビの焼き方を同じです。コツはカルビと同じように、ひっくり返すときにしゃぶしゃぶをするように焼き網の上で“引きずる”ようにしてひっくり返すことです。
ホルモンはしっかり焼きましょう
そして、ホルモン系の焼き方は、先のカルビやロース、タンと異なり、ややしっかり火を入れるのが焼き方のコツと言えましょう。まず片面を7分くらい焼いた後にひっくり返します。返したあとはあまり焼かずにホルモンの油を温める程度に火を入れ、コツとしてはその際に肉がそってくるので押さえながら焼くことです。