還暦:赤身は、還暦の「赤」だしあっさりしているのでおすすめ
還暦は新たな人生の始まりを祝う時。
日本では60歳を迎えた人を還暦とし、その年齢を定年退職の年として定めている会社も多いものでした。
これは干支という概念が大きく関係しており、10ある干と12ある支の組み合わせが60年経つとちょうど一周し自分の生まれた時と同じになりますので、一通りの人生の役目を終えて新たな人生が始まるという意味になるからです。このことからも、数ある記念日や誕生日の中で還暦はとても重要な意味を持つことが分かるのではないでしょうか。
そのような時に贈る牛肉は、その人が歩んできた60年という長い道のり、そしてこれから始まる新たな人生を祝うようなものでなければなりません。このポイントを十分に意識して、還暦祝いに贈るべき牛肉を選んでいきましょう。
赤にまつわる牛肉を贈る。
還暦と聞いて連想するのは、赤いちゃんちゃんこではないでしょうか。
赤いちゃんちゃんこは本来赤ん坊が着るものでありますから、先述したように一旦今までの人生が終わり、新たな人生のスタートを赤ちゃんのような心持で迎えるという意味があります。そして、同時に赤というのは魔よけという意味も持っていますので、還暦の時においてはとても縁起の良い色であると言えるでしょう。
それゆえに、牛肉についても赤にまつわるものを選べば、還暦に適した牛肉を贈ることができるのではないかと思います。牛肉は本来赤い色をしていますので還暦祝いには最も適しているものだと言えますが、より赤にこだわるとすれば放牧などによって赤身がメインの肉質になった牛肉を贈ると良いでしょう。
また、放牧にはこだわらずに赤身の強い肩などの部位を選んでみるのも1つの案です。そして、その赤身をメインとした牛肉とともにその肉の風味に合った赤ワインなども併せて贈れば、還暦という実感をさらに増すことができますし、それと同時により一層牛肉の美味しさを堪能してもらうことができるのではないでしょうか。
還暦コスチュームとセットで贈るのも良い。
牛肉と抱き合わせで何かを贈ると考えた場合、ワインだけではなく還暦の象徴である赤いちゃんちゃんこなどの還暦コスチュームを一生に贈るのも良いでしょう。
セレクトした牛肉と還暦コスチュームを自分でセットにすることもできますが、牛肉の販売店によってはこのような還暦コスチュームと高級牛肉をセット販売している店舗もありますので、還暦コスチュームの有無で牛肉を選んでみるのも1つの選択肢であると言えます。
それに、このような還暦コスチュームとセットになっている牛肉は比較的品質が高い肉質のものが多いため、贈り先の相手にとっては還暦に着る衣装と高級な牛肉の両方が届くことになりますのでとても喜ばれるはずです。
ダイヤモンドカットの牛肉を贈る。
還暦祝いに贈るべき牛肉の選び方としては、少々西洋的な価値観を取り入れてみるのも良いかもしれません。というのも、西洋では60歳という年齢を迎えると、その人にダイヤモンドを贈るという風習があるからです。
その点を踏まえると、60歳に贈るべきダイヤモンドにちなんでダイヤモンドカットの牛肉を贈ってみても喜ばれると思います。それに、普段の焼肉などではダイヤモンドカットのお肉などなかなか食べる機会には恵まれませんので、60歳の節目に珍しいカットをされた牛肉を食べるのは大きな記念にもなることでしょう。
還暦祝いに贈る牛肉の選び方としては以上のものが考えられますが、上記の牛肉を選ぶ際には必ず品質の高い黒毛和種を使用したブランド牛を選んで下さい。そうすることで、贈り先の方の還暦は最高の思い出になることは間違いありません。